和歌山県での不動産取引ですが、賃貸/売買の2つがあり、売買はさらに業務用/住居用の2つに分けられます。いずれの場合も不動産業者のお世話になります。不動産業者により、売買を直接行っている業者と、仲介を中心に行っている業者とがあります。また、大手から中小まで企業の規模に差があります。大手のほうが優れていると考えがちですが、物件情報は業界で共有ネットワーク化されており、また、中小店舗の方が和歌山県に密着しフットワークが軽いということも考えられます。
業界団体の和歌山県宅地建物取引業協会、全日本不動産協会和歌山県本部に問い合わせて、適切な業者を紹介してもらうことも可能です。
不動産の取引が初めてのときは不明点が多く、どの業者を選べばいいか分からないということもあるでしょう。そうしたとき、不動産業界の業界団体が役に立ちます。日本には全日本不動産協会(全日)、全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)の2つの団体があり、都道府県に支部があり、和歌山県の不動産会社は全日本不動産協会和歌山県本部、または和歌山県宅地建物取引業協会に加盟しています。これらの団体は、不動産無料相談会を開催したり、相談者のニーズに応じた不動産屋を紹介してくれたりします。また、これらの団体を母体とする不動産保証協会和歌山県本部、全国宅地建物取引業保証協会和歌山本部があります。こちらは消費者の利益の保護をめざす団体で、不動産取引に関する苦情を消費者から受け付けて解決を図るほか、手付金等保管制度を設けて状況により消費者が手付金を取りもどすことを可能にしてくれたりします。